【手作り味噌】時期はいつ?材料は?簡単キットで味噌づくり体験!

おいしいもの

手づくり味噌って体に良さそうだし、子どもの食育にもなりそう。そしてなによりおいしそう!いつか味噌を自分で作ってみたいなぁと思うこと早何年…

そんなフットワーク重い系主婦が味噌づくりにチャレンジしてきました。

味噌づくり、興味がある反面…

・何から始めたらいい?

・特別な道具がいる?

・仕込む時期って決まってる?

・買うよりも高くなっちゃう?

・カビが生えるって聞くけど大丈夫?

・子どもと一緒でも作れる?

そんな「?」がてんこもり!

でも手づくり味噌がある暮らしってなんだかいいなぁ

だけどなんだかうまく行く気がしない、私がやったら失敗しそう!とネガティブ要素がじわじわと~

そんな私でも4歳9歳のこども(+夫)と手作り味噌にチャレンジできました!

ここでは、キットを使ったワークショップで味噌づくりを教わった様子をレポート!

手作り味噌に興味はあるけどチャレンジするか迷い中の方、今回の私と同じようにキットで挑戦する予定の方や材料をイチから自分で準備してみようかなという方にも参考にしていただけたらうれしいです。

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味噌づくりにチャレンジしたきっかけ

ある日、小3の息子が学校で大豆のことをお勉強してきました。味噌が大豆からできることに興味を持っていて。その時についポロっと言ってしまったのです。

私:「来年こそ、うちでもお味噌作りしたいと思いようっちゃけどね~」

子どもはそういうの、聞き逃しません。

息子:「え?ほんと?やりたい!いつ?いつ?」

いつかは…と思いながら何年も過ぎてしまったけど、本当に今度こそやるしかない雰囲気に…笑

とはいえ、何から始めたらいいんだろう…と調べていたら。お店で味噌づくりワークショップが開催されている情報を発見!ワークショップなら作り方を教わりながら作れて安心。材料や道具を自分で準備しなくてもいいので、気がラク!

息子の「やってみたい」気持ちと、ここ数年の自分の憧れを叶えるべく!思い切って予約してみました。

教えてもらったのは茅乃舎だしパックなどでおなじみの久原本家が開催するワークショップ。

味噌づくり、やってみると思ったより簡単でした!そして楽しかった!

味噌づくり=2月という情報をよく見かけていたのですがワークショップで聞いたところによると一年中いつでも仕込み自体は可能だそう。

熟成の速度や防カビなどを考慮すると、やりやすい2月あたりが選ばれやすいようです。

今回伺った「くばラボ」でもワークショップやキット販売は通年行われているとのこと。

息子とのやりとりをきっかけに実現した我が家の味噌づくり。味噌づくりキットを使った味噌づくり体験、ご紹介していきます。

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手づくり味噌のキット

久原本家のワークショップで準備されていた味噌づくりキット。

そのキット内容はこちら

米麴(塩入り)

麦麴(塩入り)

蒸煮すり大豆(塩入り)

捏ね・保存袋

手づくり味噌の手引き

今回のキットにはすでに下準備された材料が入っていました。そのおかげもあって味噌づくりが簡単に思えたのかも。余分な材料を買わずに個人で今必要な分だけ手に入るのはキットの魅力ですよね。

うまくいくか、自分に合うか、楽しめるか、確認するのにワークショップやキットはおすすめだな~と思いました。

まず体験してみて、楽しかったら次から本格的に始めたらいいかなって思えて今の私にはキットやワークショップという形が合っていました!

🌼ふるさと納税でも手づくり味噌キットを発見しました

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いざ!味噌づくり体験

体験してきた味噌づくりはこんなふうです。

キットに入っていたのは、ごみ袋よりももっと硬めの質感の「捏ね・保存袋」。

外側に大きく数回折り曲げて袋の高さを半分以下くらいにして。

ジーパンの裾を上げる感じに似てる。太めにロールアップするのは古い?逆に新しい?(いやどうでもいい)

次にそのジーパン…いえ、袋に米麹、麦麹を入れて。

折った袋を伸ばして真ん中あたりでぎゅっと持ったら

ふりふりして麹をよくミックス!

しっかり混ざったらすり大豆を入れます。開封するときは横にハサミをいれたあと縦にも切り込みを入れると出てきやすいそう。T字に切れるイメージ。

入れたら台の上で袋を平たく伸ばして

グーにした手でパンチパンチ!麹と大豆をしっかり混ぜて捏ね捏ね~

袋の口から中身が飛び出さないように、そして日頃のうっぷんを込めすぎてパンチで袋が破れないように気をつけて。捏ね時間の目安は30分とのこと!

袋の底の角の所に麹や大豆が溜まって混ざりにくいことがあるので、隅っこから連れ出して一緒に捏ね捏ね。

時々袋を持ち上げて上下に振って中身をさらにミックス

清潔な床の上に置いて、足でふみふみすると、手で捏ねるより二倍くらい早く捏ねられるそう!

中身が飛び出さないように、またまた注意してこどもも踏み踏み。おとなだって踏み踏み~

おいしくなーれおいしくなーれと

パンチしたり踏んだり蹴ったり(蹴ったらだめ)

踏むのって、ラクそうって思ったけどこれがまた意外にも汗が出てくるくらいの消耗度。でもひんやり気持ちよくてリラクゼーション効果もあるようなないような。

袋を持ち上げてみて、材料が袋にくっつくようになってきて

混ぜた材料が区別なく1枚の板のみたいになってきたらいい感じ!

袋の上から触って、ツブツブごろごろがわかるようだとまだ均等になってないらしいです。

材料が細かくつぶれて、しっかり混ざって板のようになったら捏ね完了!

捏ねた材料は袋の底の一方の角に寄せて、ぎゅーっと押してまとめます。

空気をしっかり抜いて、味噌の表面に割れ目が出来ないように隙間を指でならして。私にはけっこう難しくて、ワークショップの先生にお手本の写真を撮らせていただきました。

味噌表面に割れ目がないようにまとめることでカビ防止になるそう。

まとめた味噌は保存容器に入れてさらにぎゅっと押し込みます。

保存容器はバケツなどでもいいそうで。

シリコンの折りたたみバケツとかでもいいですよ~と教えていただきました。

我が家ではいろいろ検討したあげく、サイズ感のちょうどよさそうな100円ショップのごみ箱にしました

味噌の袋を入れた状態で上に10㎝くらい余裕があることと、横に広いものではなくて縦型の容器がいいそうです。

そちらのほうがあとで重しをしたときに中身が均等になるとのこと。

容器にきれいに味噌の袋が入ったら、捏ねたときの袋を味噌の上から10㎝くらいのところでハサミで切って短くします。

最後に作った味噌と同じ重さの重しを載せていきます。

重しは漬物石でもいいし、なければペットボトルに必要な重さ分の水を詰めたものでもいいそうです。我が家ではジップロックに入れたレンガにしてみました。

役目を終えたあとはお庭で使おうかと思って笑

味噌の上にふたのように平たいお皿などを裏返して置いて…

その上に重しを置きます。

作業としてはいったんここまでです!

味噌を寝かせて熟成

味噌を入れた保存容器は保存にぴったりな場所で静かに寝かせます。

熟成にぴったりな場所とは…

風通しがいい

直射日光が当たらない

室温20度前後

湿気がない

そんな場所だそう

出来た味噌はいつ頃食べられるんだろう~と思っていたら最短一か月くらいでも食べられるらしい!

あとはお好みですって。

3か月寝かせたくらいが好きっていうスタッフの方が多いそうです。

好みの熟成具合になったら、冷蔵庫に入れて。そうすることで熟成は止まるそうですよ。

途中で味見するときは、上のほうの味噌を取るんじゃなくて中のほうから取って食べてみるのがいいとのこと。上部は塩が上がってきていて、味見すると全体よりも塩辛いんだって。

時期を分けて、冷蔵庫に移して違いを見るのもおすすめだそうです。

我が家は、今回はスタッフさんおすすめの3か月を目指そうと思っています。

1年以内を目安に食べ切るようにすればいいみたいですよ。

熟成途中のカビのこと

熟成させているあいだの心配事と言えばカビ!

味噌にカビが生えるのはあるあるらしいので、慌てなくてもOKとのこと。

カビが生えた部分だけを清潔なスプーンでそっと取り除いて、容器の内側やふた裏なんかをきれいに拭きあげてまた空気を抜いて元通り重しを置くといいようです。

あまり何度もふたをあけてチェックしすぎるのもカビができやすくなっちゃうみたい。

あと、カビではないのですが、味噌の発酵途中に茶色っぽい汁が出てくることがあるらしい。これは溜まり醤油のようなものらしく。味噌に混ぜこんでもいいし、調味料のようにお料理に使ってもいいそうですよ

久原本家の「くばラボ」について

今回味噌づくりのワークショップで行ってきたのは久原本家の「くばラボ」というスポット。

茅乃舎ブランドのパックだしなどがとっても人気の久原本家。くばらの商品を使っていろいろなワークショップなどのイベントを開催されているそう。

おしゃれな空間に到着したときからわくわく、お手軽なキットとプロによる丁寧な説明やご指導のおかげで子どもと一緒にとっても楽しく味噌づくりができました。

ワークショップは、作業や道具の選び方などの「こんな感じでいいですよ~」という活きた情報を教えてもらえて肌感覚で学ぶことができるところが安心。かつ前向きになれるような!

でも一度お味噌を自分で作る体験をしてみて、作業自体は複雑なところはなく「混ぜて捏ねる」シンプルなものだなと感じました!

調べてみると茅乃舎以外にも味噌づくりのキットはたくさん出ているよう。手始めにキットを買って体験してみると案外さくっと憧れの味噌づくりデビューができちゃうかもしれませんよ

味噌はわりと地域性のような、好みの味もあると思うのでいろんなお店のキットの中からご家族が好きな味に仕上がりそうなものを探してみるのもいいかも。

くばらのお店でおすすめしてもらったおいしいもの

ワークショップのあと、併設されたくばらのお店でいろんなおいしいものの試食をさせていただきました。

くばらと言えばこちら

だしパックは我が家もちょこちょこお世話になっていておいしさは体験済みだったのですが。

今回初めてこちらを試食して感動~!

だし炊きパスタ!!

お店ではトマト味噌味もありました。どれもおいしかったな~

個人的には海老味噌がおいしかったかな

おもてなしや、贈り物にも喜ばれそうな贅沢なおいしさでした♡

味噌づくりに欲しいグッズあれこれ

味噌づくりが我が家で無事に恒例行事になった際にはぜひお迎えしたいものが…

それがこの野田琺瑯の保存容器~

味噌の作り方をいろいろ調べているときに、この保存容器を使っている方をちらほらお見掛けしていいなぁと思っていたんです

琺瑯だから清潔だし、取っ手がついてて移動もしやすそうだし、なによりおしゃれで気分が上がる!

これで作ったお味噌をこのお味噌入れに移して冷蔵庫に保管するのに憧れが

形から入るのも大事ですよね♡

まとめ

手づくり味噌に憧れ続けた主婦が、こどもと一緒にやっとこさ味噌づくりデビューをしたお話でした。

パンチしたり踏み踏みしたり、子どもも飽きずに作業できた(むしろテンション上がってた)し、屋内での作業なのに体を動かすことができて、おうち時間も充実させられていいなと思いました。

自分たちが普段食べているものがどんな材料からどうやって作られるのか、自分で作ったものは一体どんな味がするのか、手を動かして体験することでこどもにとっても自然な形で学ぶことができていい機会になりました。

熟成が進んで、おいしく食べられる日がたのしみ!

味噌づくりに興味があるみなさん、よかったらチャレンジしてみてください!それでは!

今回お世話になったのはこちら

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