大好きな絵本「こんとあき」に出てくる
きつねの こん のぬいぐるみを作ったお話です
こんとあき (日本傑作絵本シリーズ) [ 林明子 ]
おうちにも こん がいてくれたらいいのになぁって
思っていた方!
絵本の出版元「福音館書店」のHPで
作り方が公開されているのをご存じですか?
こんを手作りできるなんて!と
わくわくした方も多いはず
福音館書店 「こんをつくろう」のページは こちら
私もわくわくしながら
公式の1/2サイズでこんを作ってみました
ここでは
むずかしかった口元を刺繍に変更して作るなど
作るのに苦戦したポイントと
切り抜け方などをまとめました
作るかどうか迷っている方はよかったら
別記事の「準備編」からどうぞ
もうすでに作り始めていて
「ここ!」という知りたいポイントがある方は
今回の「作ろう編」の中に
お悩みの解決方法を探してみてください
どちらとも読んでいただけたらもちろん一番うれしいです!
それではいきます
公式の作り方から主に3つ変更して作りました
・1/2サイズに
・素材をファーからレザー風フェルトに
・口元を刺繍に
こんのぬいぐるみ、
売ってもいますが
手作りするとかわいさ倍増です
【7/31 超ポイントアップ】こん ぬいぐるみ【S:約33cm】 こんとあき #K7377 絵本キャラクター
こんを作るときの難関は?切り抜ける方法は?
こんを作るときに何がむずかしいのかと言えば…
なんといっても
顔!!!!
お顔を作ることが最難関!!!
私は公式の作り方を一部泣く泣く諦めて
よりハードルを低くして作ってみました
顔作りでむずかしかったのはこの2点
・口を開けられるようにすること
→刺繍でアレンジ
・顔を似せること
→ 何度も仮縫いする
型紙ではなく 自分の”似てる”を信じる
もともとは口を開けたり閉じたりして遊べるような
仕組みになっています
作り方通りにパーツを作り
型紙に沿って切り込みをいれましたが…
私の技量ではかわいく仕上げてあげることができず、、
失敗した写真はこちら
ウケグチタラコです
なんか…なんかごめんなさーーーい!!
こんに謝ればいいのか
林明子さんになのか、はたまた福音館書店になのか…
こんに「だいじょうぶ だいじょうぶ」
って言ってもらいたい…
公式のとおりにファーを使っていたら
縫い目などは隠れてきちんと仕上がったのかな?
型紙通りのつもりだったけど
結果おくちのパーツのほうが大きいようなことに
なってしまった…
そして
もう切り込みを入れてしまったので
修正不可なのです
新しく頭部分を布を切るところから
やり直しました
二回目も切り込みをいれるところでかなり迷い…
失敗するくらいなら、
と思い切って口を刺繍に変更してみました
これならやり直しも可能
口をパクパクはできないけど
お顔のイメージは大きく壊すことなく
仕上がったように思います
どうですか…??
切り込みにドキドキして前に進めない!という方は
よかったら刺繍に変更する方法も候補に入れてみてください
顔のパーツは型紙に指定された位置を
なるべく丁寧に再現しようとしても
「うーんなんだか印象が違う…」と
なってしまいました
これはもう個人の感覚かなと思うのですが、、
目打ちなどでお目目の場所などを
シミュレーションしたり
それでもピンとこなかったら
一度やり直し覚悟で縫いつけてみたり
こんのように
絵本の登場人物の再現をしようと思うと
ある程度「正解」の顔があるので
似せるのがとってもむずかしかったです
(結局、似はしなかった…笑)
ここの裏技は特にご紹介できず申し訳ないですが…
かわいい!と思えるお顔に決まるまで
いろいろな位置を試してみてください
きっと、ここだ!っていうかわいいポイントが
見つかると思います
こんぬいぐるみを1/2サイズで作る際の注意点
今回公式よりも半分のサイズで作ってみています
それによってフォルムなどがイメージと
違う!と感じる方もいらっしゃるかも
さらにファーではない素材で作ったことで
本来ふわふわに隠れるだろう箇所が隠れなかったり
フォルムが違った印象に仕上がったりという
可能性があります
私は口元を失敗しましたが
これはファーを使っていたらふんわり隠れて
かわいく仕上がったのかもなと思います
また公式よりもほっそりしたこんに仕上がったのは
ファーのふわふわ感がないからかなと思っています
私は自分のこんがもうかわいく見えてしまっていますが
ほっそりなこんはちょっと…と思う方は
我が家のこんをご参考に
パーツを1/2までは小さくしないで作るなど
さらにアレンジを試してみてください
こん作り実践編!むずかしかった箇所とコツ
型紙のこと
パーツがけっこう多いです
私は間違えそうだったのでプリントアウトしたあと
別紙に写し取って縫い代をつけた型紙を作りました
今回作った1/2サイズだと型紙を拡大する必要もなく
A4でプリントアウトできます
(本来のサイズは拡大コピーの必要があります)
また1/2サイズにアレンジしても縫い代は規定のままに
して作りました
あまり縫い代が少ないのも破れの原因になる気がして
縫い代の幅が大きすぎるなと感じた箇所は
縫ったあとに少し切って調整しました
胴体部分
胴パーツの布とおなかパーツの布をいせる、
というやり方が出てきます
いせるのがそんなに上手にできなくて
布にギャザーが寄ってしまい…
でも表にして綿を詰めたらそんなに目立たなくなりました
またおなかパーツの切り込みを縫い合わせるところで
縫って表に返したらなぜかとがってしまう!
という悩みも出現
おなか中腹まで縫い代を細くしながら縫ったら
とんがり方がおさまりました
頭部分
各パーツを縫い合わせるときに、ここでも胴体と同じく
いせながら縫うというやり方が登場
絶妙なカーブでいせながら縫うのが難しくて
私は手縫いで縫いました。
しつけをしておくと縫いやすかったです
顔部分
前述の「難関ポイント」のところでもお伝えしましたが
口は刺繍に変更しました。
作り方通りにワイヤーを入れた口パーツも作ってみたのですが
出来上がりが散々で、、、
忠実に再現したい!という方は
ぜひ口が開けられる仕様にチャレンジしてみてほしいです!
私のように心が折れそうだ~という方は
思い切って最初から刺繍にしちゃうのもおすすめです
耳
とってもかわいいお耳ですがこれもいきなり縫いつけるのは
ハードルが高くて
中央を折り込んで縫うのもしつけをかけておくと
安心して縫い進められました
お洋服のボタン
ハーフサイズにしたことでボタンのサイズに
迷いました
もちろん大きめをつけても○
今回は家のボタンのストックの中で
小さめのボタンが見つかりそれをこんのシャツに使用しました
以前何かの服のボタンを
裏側から留めてあったものだと思います
時々シャツとかでそういうのありますよね~
なんでも取っておいてよかったなと
思ってしまいました
シャツのボタンホールは省略して
浴衣のように単純に打ち合わせた状態で
上からずぼんを履かせてみました
ずぼんもボタンホールをやめて前のふたつは飾りに
後ろ側にスナップボタンを付けました
スナップボタンを後ろにしたのは
前だとボタンで縫いにくそうだな~と思ったからです
こんがおうちにやってきてから
今回、こんは次男のおたんじょうびに向けて
作りました
こん出来たよーと見せたときの
きょうだいのうれしそうな顔!
ちいさくて抱っこしやすいのもよかったです
いっしょに絵本をよんだあとに
最後にでてくるこんの型紙のようなページで
「さて問題です
このパーツはこんのどの部分でしょうか?」
とクイズを出すと大盛り上がりでした
手作りしたからこそ、
答えは自信を持って発表できるようになります
(とくにこどもたちがざわめいたのは
頭の中央部分の変わったかたちのパーツ。
「さつまいもー!」と元気よく答えてました)
クイズの答えが本当なのか
ぬいぐるみで確認したりもしていましたよ
絵本のこんにそっくりには作れなかったけど
我が家のこん としてみんなにかわいがられています
「準備編」「作ろう編」と分けてご紹介した
こんのぬいぐるみを作ったお話。
みなさんのおうちに こん が やってくるまでの
何かお手伝いになれていたらうれしいです!
それでは!
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